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A long-waited full album with erhu and songs of Akara.
The tone of an erhu like the light dancing in the air , the sharp voice such as if she is exposing her soul.
This sound is the only one that perfectly united contrasting characteristic.
Speaking of erhu, we can image of "healing". If you expect healing sound like that, you will be entirely betrayed.
At first, the normal Erhu listeners will be absolutely amazed her vocal that changed freely by music and the various expression of the erhu shown as if it responded to it , and it is the infinite possibility of the approach.
These music are not simply made showing off the odd, but also high level technique of expression and it has been made by excellent perspective.
It is sometimes comical , sometimes dramatically , it is just like one drama a paragon.
The message of Akara that we can feel in the music, poetry, performance,
and the songs is very powerful and tenderness, and it catch our soul.
It is the one, just not hackneyed healing sound, rescue the soul depressed beyond the real world.
*A SONG FOR YOITOMAKE have not been delivered online delivery version.
圧倒的な声は、ひとの心の叫びを露わにする。 息を飲む一弓は、静かに中道(ちゅうどう)を諭す。 紡ぎ出される大胆さと繊細さの共存。 心の清濁を受け入れた音楽、それは “響く”。 シンガーソングライター、二胡奏者の中川えりか。 二胡演奏家、作曲家のこたにじゅん。 ふたりの出逢いから2004年に結成された音楽ユニット “アカラ”。 中川えりかの、大地に根差したかのような圧倒的な声量で響く野太い歌声は、世の女性が出したくても出せない心の叫びを代弁してくれているかのように聴く者の魂まで共鳴する。 かと思えば対称的に、微かに響く細い歌声は聴く者を優しく包み、過ちを許してくれるかのような母性をも感じさせる。 人の心の清濁、陰陽、正邪。 これらの相反するものの共生に、普遍的になんら矛盾がないことを、中川えりかの、その声の存在だけで感じてしまうのだ。 人は醜い。人は浅ましい。 でも人は優しく美しい。 洗練されてない剥き出しな感情。 だからこそ響く。 二胡のこたにじゅんの紡ぎ出す音色は、単に哀愁と癒しの音色を持つ楽器、という特性を押し出すものではない。 もちろん一般的な二胡の音色を思わせる流麗さも奏でつつ、こたにじゅんの真骨頂は、太く強い音色と、確かに聴こえるか細く繊細な音色の使い分けによる、楽器とは思えないほどの歌わせぶりにある。 情報量や密度が高いことが一般的な現代の音楽で、思わず耳を澄まして聴くこたにの大胆で繊細な一音は、文字通り息を飲むのだ。 そんなふたりが織りなすアカラの音楽は、流行も伝統も追わず、独自のアプローチで創出する普遍的でオルタナティブな音楽世界。 曲、詩、演奏、歌のすべてに込めたアカラのメッセージは時に傷ついた魂を深淵から救い、時に忘れかけていた感情を思い出させながら聴く者の心にいつまでも生き続けていく。 略歴とステージ形態 日本人では数少ないプロの二胡奏者と歌い手のユニットとして関東を中心に全国で活動を展開。 2011年には両国国技館で開催された民謡界のイベントでゲスト出演を果たす等、ジャンルを越えて注目され、支持を集める。 また同年、二胡の本場中国上海にてワンマン公演を開催、初公演にして、なんと会場の来客数記録を更新し、大成功をおさめる。 そしてその翌年、前年の絶大な評価を受け、2年連続となるワンマン公演(4会場にて開催、3会場で満員)を開催、再び大好評を博す。 2015年にはANA(全日本空輸)の羽田~広州線就航記念式典にて演奏し、この時の模様はトラベルニュースサイト『トラベルWatch』で取り上げられた。 翌年2016年には3度目の中国渡航。 ANA(全日本空輸)開催の成田〜広州線就航10周年記念式典で、広州フラワーガーデンホテルにて演奏、上海トヨタ社開催で同社とアカラの合同企画コンザート『音魂 -otodama-』を豊田紡織廠記念館にて演奏した。 「ジャンルを超えた、唯一無二の音世界を創造」できるのが、アカラの大きな魅力。 えりかの圧倒的なまでに豊かな歌声と抒情的な詩、こたにが奏でるダイナミックかつ繊細な旋律は見事に共鳴しあう。 こたにの前職がグラフィックデザイナー、えりかがイラストレーターということもあり、オリジナル曲を中心に、映像的な音楽世界を幅広く見事に創出している。 ライブでは、二胡と歌のアプローチ以外に、こたにのロマンティックな独奏、えりかの “二胡での弾き語り” という特異なスタイルも披露され、息の合った二胡の二重奏と、ファンの間で好評な「噛み合ない二人のやりとり(MC)」などで、バリエーション豊かに彩られる。 また、和・洋楽器、声明、朗読、演劇などとのコラボレーションなど、様々なジャンルとのセッションで新しい試みにも意欲的に展開、更なる活躍の場が期待されている。 最後に、二胡と言えば「癒し」のイメージが強いが、そのようなヒーリングサウンドを期待してアカラを聴くと、思いきり裏切られる。 しかし、曲、詩、演奏、歌に込められたアカラのメッセージは、時に傷ついた魂を深淵から救い、時間の流れも我執をも超越して、魂をゆさぶる優しさと力強さにあふれているのだ。
akara RECORDS