Lyric

世界はもう終わりだ

街は息絶え

生命は消えて

また無に還るだろう

「させはしない」

隣で君が頬の血を拭き

銃を空に向けた

3月は桜舞い

ハーフアップ揺れていた

ロングヘア純正の

銀色が焼き付いていた

僕の奥まで

瞬間突如灰色に染まった

天の空の下

僕はただ呆然と

そこに立っていた怪獣を

足を震わせ立って見ていた

世界はもう終わりだ

街は息絶え

生命は消えて

僕もいなくなって

「させはしない」

隣で君が

頬の血を拭き僕を見ていうのさ

「愛していたい

愛し合いたい

ずっと貴方は生きていて」

「もうこの世界が終わって

しまうとてもあなたは

生きていて」

清楚戦闘少女

僕を守るとピストルを

片手に走り銃声を鳴らす

世界が終わるらしい

私は聞いた

怪獣がこの町を壊していく

世界を守る

そのためにこの町に来たんだ

私はヒーロー

正義のヒーロー

だけどあなたは

私をそう呼ばない

綺麗で優しい僕のヒロインでいてと

世界を守る使命は願い

それだけが生きていく理由だった

ごめんね世界

私はきっと何を捨てても

私を捨ててでも

愛されたい

ずっとずっと私を忘れないでいて

何度何千何万体の敵を撃っても

明日は来ないようだ

清楚戦闘少女

僕を愛してくれるならば

僕とずっとこの世界を生きよう

愛に包まれ世界は終わる