Lyric

あの日君とふたり 聴いた浜辺の

波音が今も 消えることはなくて

夏の終わり 眩しい日差しが残る

君のこと目で追っていたいのに

待ち合わせは今夜17時ちょうど

太陽も誰も邪魔はしないで

決戦の日は 今日しかないと

心に誓ったけれど

砂浜に描いたハート

波に飲まれ消えてしまったの

あの日君と拾ったこの星砂に

小さな願い事を一つ託してみる

今も変わらず輝き続ける

この想いが届きますように

あの日君が笑ったその横顔は

瞼の裏に焼きついて離れなくて

波音でほら かき消される声も

愛しいよ ブルーサイドヒロイン

約束の場所 まだ静かな風に

わたしの心拍数が揺れてる

雲の隙間から薄く顔を出す

三日月も星も笑っているみたい

君と2人 沈む夕陽 映る水面に

火照る頬はちょっと 誤魔化していたい

あの日君と拾ったこの星砂に

何度も勇気をくださいと願った

波音よりも響いている鼓動

三日月が少し傾いた

想いを言葉にすれば

この関係は変わっちゃうのでしょう

それでも溢れてしまう

星の砂がひとつ落ちる

波音が胸に響いてる

君の顔、真っ直ぐ見れなくて

振り絞った言葉 伸びる影が重なる

「ありがとう」君が言った意味は聞けなくて

あの日君に伝えた「好き」の2文字

泡のように消えていったけど 今も

忘れられない 震える肩そっと

支えてくれた 君の体温を

どうせならこの気持ちも ねぇ一緒に

波に飲まれて消えちゃえばよかった

浜辺に沈む 星砂がきらりと

光る夜 ブルーサイドヒロイン