Lyric

愛を知ると強くなるが

愛を語ると弱くなる

抽象的な素顔に縋らないと

生きていけない

血の繋がりの無い奴らと

笑い合い

限られた時間に寄り添うのも

悪くない

どうせ目先に映る殆どは

ただ表面上

言い争う世間に鬼はいないが

福もいない

それ故気にしてる余裕もない

誰かの表情

頼むよ豆巻く時くらい

福の見てくれ

群れた分味気ない関係

Mayday唱えるほどのBadday

時間はあるのに余裕が

無いことに抗わないのはなんで

カタストロフィを否定できない

明日を迎える為に辛い今日を

生きないといけないのはなんで

苦しい思いして貪った多幸感も

減るだけの時間との等価交換

言葉通り脳がミソ

頭使わない生活は退屈

走馬灯までフィクションじゃ

笑えない

誰のための人生

納得する結果出すのがbetter

でも落涙と嘆きは何より甘くてbitter

奥行の無い言葉使っても言語が泣いてる

口癖はだりぃ

ありきたりさだけが姦しい

口うるせぇ餓鬼よりかは

幾らかましか

満たす為だけに補うと

根は腐る一方

田舎の猿と都会の醜業婦と一緒

今一度鑑みる実相に真如と実情

原動力は闘争心に悦び

畏敬と嫉妬

死nearになりlow人だが

灰になり墓にhighる

時間が存在してないと

そもそも居ない俺たち

今生きてることが

人生の一部である以上

終わりは受け入れる

死は笑って弔う

言説は取捨選択

その分少ない口数

乱雑な分別に打ち勝つ

表現は的確

世は言葉で始まり言葉が続く

故に振動に乗せ音として紡ぐ

願わくは心音に旋律を

面倒くさい煩わしい死にたいとか

それも全部一時のアイデンティティ

波形に彩られた特別は

確約を欲してる

その癖して平凡に藻掻き反吐を吐く

感情の機微に傾けない考え

横着な匙加減

一線を画しても本音は隠さない

迷惑な物体が

目の前にいるだけで

憤りとやるせなさを抱えることには繋がらない話

高飛車だった空色も

神妙な面持ち

脊髄覗き込むよう漂う黎明色

目を閉じて

耳で可視化する明け方

天からじゃなく

隣で見守ってくれよ神様

願いは流れるだけの星屑には

叶えさせない

湧き出てくる想いも

誰もしない爪弾き

現状を変える為に幾つもの

覚悟が必要

夢を見るだけにも幾つもの

努力が必要