Lyric

ときをたびするひとたちが

うしろうしろをふりかえり

すすんだとけいのそのはりが

もえてはきえてもえきえる

もえゆくすがたをみてひとは

ときはおかねとおもうのです

いっぽんいっぽんもえてゆく

もえゆくすがたをひとにみる

かんじゅせいがだいじです

かんじゅせいがだいじです

とけいのはりはもどらない

おかねはもどれどくせになり

どんどんじぶんをくるしめる

ひどいときにはりしがつく

それがたとえろくじゅうきゅうえん

だとしてもりしはりし

いちまいいちまいだしてゆく

そのときせつなくなるような

かんじゅせいがひつようです

かんじゅせいがひつようです

じかんもおかねもひとまわり

けれどもじかんはもどらない

こんなふしぎなよのなかで

ちきゅうはぐるぐるまわります

そんなちきゅうをわたしたち

あるきまわっているのです

ひとはほんとにいそがしい

あたまのなかもまわるのです

ひとがいきるということは

あたまのなかがまわること

そしてひとがいきるとは

こころのなかがゆれること

こころのあしがめぐること

そしてなみだをながすこと

そしてこころがわらうこと

そしてこころがうたうこと

そしてこころがうたうこと