いくつも浮かんできた理想の姿は
ボトルの内に秘めたまま消えていくの
目に映すことすら拒んでしまうよ
気の抜けた流動体を抱えたままで
固く止まった蓋を開けようと
何度も手をかけたこと
僕は知ってるよ
だからもう一度だけ
光れ きみへ贈る
最大限尽くしたエール
僕らは潰えた未来も
掬って 味わっていこう
日陰に隠れても
どこだって 見つけてみせるよ
あの日の きみも飲んでいた
ジンジャーエールを片手に
昔描いた未来と今を比べたとして
そこに生まれた溝に絶望なんかして
その溝を埋めるようにと蓋をして
泡の逃げないようにできるのは自分だけ
ツンと喉に刺さる辛さも
目を塞ぐ甘さも
無意味と笑われたかつての味
飲み下して
見上げた空にかかる
秋風運ぶ匂い
日焼けた肌にそっと触れる
夢語り昔話
伝えきれなかった
歌えば届くかな
あなたは あなたのままでいい
ジンジャーのままで それでいい
目を覚ます世界の果て
こっちへおいでと囁く
世の中の大半は君を知らないから 何度でも
ジンジャーエール反射した顔
煌めく目に映る世界
僕らは命を燃やしても
夢追い続けるよ
来れ 自分時代
何やっても止まりはしない
あなたはあなたのままでいい
声を張っていうよ君へのエール
- Lyricist
Hirotaka Koide
- Composer
Hirotaka Koide
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Ginger ale
Hakumei
Artist Profile
Hakumei
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