Lyric

見つからないようにただ走った

一人きりのかくれんぼ

午前三時、無人の駅

深く沈んだ夜に聴こえた気がしたんだ

朝焼けが僕に笑う

前髪を切ったこと

昨日より明日を想うこと

そんな理由なんて君は知らなくていい

満たされることを知って

孤独に出会ってしまった

君がいないほんの少しがこんなにも長いこと

名前を呼ぶそれだけで

夕焼けに染まってしまうことも

焦がれた左手も全部君のせいだ

見慣れていた景色の帰り道

色付いて見えた

それはきっと弾けた青

耳の奥、響く音

あの日の続きみたいな今日

君が居るそれだけで走る心臓の音

満たされることを知って

孤独に出会ってしまった

君がいないほんの少しがこんなにも長いこと

二人分のミルクティーが

当たり前になってしまうことも

焦がれた右手も全部君のせいだ

満たされることを知って

孤独に出会ってしまった

不甲斐ないままの僕はまた明けない夜を見た

君がいないほんの少しがこんなにも君の事を

大切に想えるための一つなら

寂しさとそっと手を繋いで

君に会いに行こう