Night Runaway Front Cover

Lyric

Night Runaway

HIBANA

少し冷えた空気を吸い込んで 地平線が顔を出す

星が帰り始める夜の終わり

うるさい街の音も 人の声も ここには届かない

波の音に全部消えてしまえ

目まぐるしく光る夜の街を抜けて 逃げ出すなら果の果まで

目的地はここではないどこか

信号機は青 暗闇を駆け抜けて

夜の底が抜け落ちそうな 他人の居ない世界だ

水平線 切り開く朝日に 心を少しだけ溶かして

汚れや痛みを吸い込んで 空に流れて消えた

叫びたくて溜め込んできた 言葉が腐ってしまう前に

大きく息を吸って 出したことの無い声で

吐き出して

澄んだ明け方の空は いつもより空気が淡くて吸いやすい

街頭の光が役目を終えパッと消えた

歩く足はいつの間にか駆け足へと変わり

息苦しさも忘れ 行ける所まで行こう

嫌なことを全部全部吐き出して 残ったものだけを持って

軽くなる心で作った 笑顔はすごく自然だ

すり減らして生きるくらいなら それに価値が無いと思ったなら

立ち止まって 座り込んで ただ星でも見よう

少し背伸びをしたまま 歩くのはつらいでしょ

よく見せたいのなら

ありのままで 笑ってる君がいい

吐き出す息は白くなって 風に乗ってすぐに消えた

背中に朝日を浴びながら 長い影の方へ歩く

叫びたくて溜め込んできた 言葉が腐ってしまう前に

大きく息を吸って 出したことの無い声で

吐き出して

  • Lyricist

    YUZAME

  • Composer

    YUZAME

Night Runaway Front Cover

Listen to Night Runaway by HIBANA

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Night Runaway

    HIBANA

Artist Profile

"