

須田町の角を曲がれば
少し背筋が伸びるような
そんな気持ちで階段を
上がった午後があった
磨かれた銀のナイフと
静かに流れる時間
窓の向こうの街並みまで
どこか特別に見えた
運ばれてきたその一皿
甘い香りの向こうに
言葉じゃ届かない何かが
確かにあったんだ
縁は香ばしくカリカリで
ナイフを入れるたび
小さな音がした
溶けたバターの風味と
黒蜜を忍ばせた
あのシロップの魔法
誰にも真似できなかった
季節が巡るたびに
思い出す味がある
嬉しい日も
少し寂しい日も
あの席が待っていた
流行りなんて追わなくても
人は集まっていたね
本物だけが持つ力を
静かに教えてくれた
今も心の中にある
写真じゃ残せない
温度がそこにあった
あの日の午後と一緒に
大切な記憶を
焼き付けてくれた
ありがとう
何度通っただろう
ありがとう
たくさんの幸せを
黒蜜の香りがふとした時に
胸の奥でよみがえる
日本一だと
本気で思えた味を
僕は忘れない
ずっと忘れない
- Lyricist
ai.abuyasu
- Composer
ai.abuyasu
- Producer
ai.abuyasu
- Programming
ai.abuyasu

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Hotcakes at Manso
ai.abuyasu



