Lyric

ねえ　今の僕には無い

夢もロマンも擦り切れない

ねえ　今の僕が向かっている

未来教えてよ

精巧に作り上げた

アレやコレやに本音は無いから

今　君の心が持っている

ソレを聞かせて

宇宙から飛来した巨大な隕石が

この地球(ほし)を粉々に滅ぼす

こんな素っ頓狂な話をいつまで

本気にしてたかな

―とうの昔に、砕けちったの？

僕は恋をして最低になったって

いつかは運命と呼べる日が

来るんでしょう、神様？

今の僕はこうして

手探りな宇宙を舞ってる

君の手を握っても掴めないんだ

望みなんぞは在るようで無い

惚れた腫れたのイチャコラさっさと

いっそこのまま二人で堕ちて行こう

奈落の底へと

過去に搦め捕られた

アレやコレやに続きは無いから

今　君の顔に貼り付いてる

ソレを剥がして

人類を救い出せるような奇跡が

起こると信じている

―その声に、しがみついたの！

僕は愛をして人生が終わったって

いつかの実感のために

生きているんだよ、神様！

今の僕は呼応して

終わりのない明日を待ってる

君の居る全部が僕の世界だ

天の川越えた先に

待ち受けていたものは

底なしの夜だった

片っぽの瞼に映った

祈りをもう一度…！

―その声は、砕け散ったの。

僕は失って完全になったんだ

お前のようなくそったれは

死んでしまえばいい、神様。

今の僕はこうして

燃え尽きる瞬間を待ってる

長い夢から覚めよう

「さよなら……」

いつか僕の記憶が曖昧になったって

前へ進んだ時間(とき)は

戻せないんだよ、

分かってる。

今の僕は幽霊さ

何処に向かっているかも分からない

ただ生きていくよ、

フツーの世界で。