Lyric

深夜のコンビニ　ぼんやり光るネオン

手に取った炭酸水　味はそう、レモン

シュワっと弾けた泡に　浮かんだ君の横顔

「すっぱ！」ってはしゃいでた　あの日の坂道がスローモーション

忘れたふり、上手くなったのにな

不意打ちのフレーバー　胸を締め付けるんだ

平気な顔で今日を生きてるけど

本当はまだ、答え合わせもできないまま

青春の味はレモン　君がくれたエモーション

甘酸っぱい記憶が　頭ん中、エンドレスでモーション

一口飲むたび　チクリと痛むの

「もう会えない」って事実が　やけにリアルでしょ？

あの日のままで止まったままの恋だ

二人聴いてたプレイリスト　シャッフルで流れ出すリグレット

くだらないことで笑い合った　改札前はシークレット

いつからだっけな　すれ違った視線

気づかないふりしたの　精一杯のフィクション

隣で見た景色、覚えてるのにな

タイムライン流れる噂　胸をざわつかせるんだ

平気な顔で「いいね」を押してるけど

本当はまだ、次のページめくれないまま

青春の味はレモン　君がくれたエモーション

甘酸っぱい記憶が　頭ん中、エンドレスでモーション

一口飲むたび　チクリと痛むの

「もう会えない」って事実が　やけにリアルでしょ？

あの日のままで止まったままの恋だ

酸っぱいくらいが丁度いいなんて　強がってみせたセリフ

本当はずっと甘い方がいいに決まってる、チープなドリーム

この味にもいつか慣れてしまうのかな

それも少し、寂しいなんて我儘かな

青春の味はレモン　君が残したエモーション

甘酸っぱい記憶が　頭ん中、エンドレスでモーション

最後の一口　ぜんぶ飲み干したら

「もう会わない」って未来も　少しはマシになるでしょ？

あの日のままで輝いたままの恋だ