Lyric

ぼくが きみに してきたこと

きみが 気にもしなかったこと

ぼくがほんとにしたかったこと

ただただ 一度だけ

素直になれなくて

でもきみにあいたくて

ワクワクと不安の夜

照れ隠しのリズムでノックしたんだ

寝ぼけまなこのきみ

ものがたりのはじまり

この夜のつづきなら

友達のままでいられないのに

ことばにしなくても

「いまなにしてるの？」

ひとこといえなくて

ぼくは見失った言葉忘れた

ぼくが きみと したかったのは

子供のままで遊ぶ ただそれだけ

きみが おとなになってく

幼稚なイタズラで世界をこわそう

戻りたい過去の上

紡ぎたかった未来

どれほどに祈っても

現在のぼくが変われてないのは

鍵かけた宝箱

ガラクタの詰め合わせ

大事にしてたのに

開ける鍵が見つからないよ

ふとしたきっかけで

心が傷んだ

笑ってはみたけど

きみは今更 なんで悲しげな顔で

約束をすること

それを守ること

ぼくはあの日のまま

はしゃぎたいのに

ひとりじゃむなしくて

心は 歳をとりませんか？

体は その人そのものでしょうか？

きみにとって ぼくはなんだ？

ぼくにとって……

ぼくと きみの ものがたりは

いつかおわる子どもじみたあそび

全部ごっこあそびだったけど

ウソじゃなかった本当のメモリー

ぼくがきみに求めてたのは

明日も夏も変わらないきみだ

思い出したわがままつぐみ

あの日のぼくにうそをついて

「さよなら もう忘れたよ」