Lyric

お気に入りのクッション抱えて

過ごすようになったのは

大きくなってからだし

抱きしめたときのぬくもりは

何かの代わりじゃないんだ

空から人が降ってきたときに

どうしようなんて考えなくなったのは

夢を失ったからなのかな

それとも沢山のものを得たからかな

イマジナリーはいらないや

ドアを開けて踏み出せば

眩く照りつける日差しと

さわやかに吹く風の音

イマジナリーはいらないや

現実に立っていたって

いくらでも夢は見れるし

そこに向けて歩くこともできるから

縁石から落ちたら死ぬだなんて

最初に言い出したのはいったい誰だっけ

騒ぎながら歩いてたこの道は

いつのまにか短くなった

電車の窓の外眺めて

飛び跳ねる影を思い浮かべなくなったのは

夢を失ったからなのかな

それとも沢山のものを得たからかな

イマジナリーはいらないや

勇気出して顔を上げれば

眩く光る君の笑顔

縮めたいと願うこの距離

イマジナリーはいらないや

過去の自分に文句言っても

今は変わりやしないから

未来の自分を変えに行こう

魔法を使えるようになったら

どうしようなんて考えなくなったのは

夢を失ったからなのかな

それとも沢山のものを得たからかな

イマジナリーはいらないや

なんて格好つけてみたけど

思い返したこの夢を

語り合う幸せな時間

イマジナリーはいらないけど

無駄なものがあるからこそ

色づいていく僕らの日々

幸せに進んでいくことができるから