Lyric

ことばにできなかった

あのひのきもちが　まだここにある

なにげないさよならが

こんなにも　おもくなるなんて

ふりかえるたびに　くちびるがふるえる

いまさら　おそいって　わかってるけど

こたえじゃなくて　ただきいてほしかった

わらってくれるだけで　よかったのに

こえにならなかったひ

こころのなかで　なんどもさけんだ

「いかないで」と　「そばにいて」と

とどけられなかった　ほんとうのきもち

とけてく　おもいでのなかで

きみだけが　いろをのこしてる

もうもどれないこと　わかってるのに

こころだけが　まだあるいていない

つよがりだった　あのひのじぶんに

いまなら　やさしくなれたかな

こえにならなかったひ

ことばにならず　こぼれたなみだ

「ありがとう」と「ごめんね」さえも

いえないまま　ときはすぎていく

こえにならなかったひを

いま　そっと　むねにとじこめて

つぎに　だれかをあいするときは

もう　にどと　くりかえさないように