Lyric

最終の電車に乗って いつもと逆の方向へ

行けるところまで行こう 虚ろな朧月夜

だからもう 君に会いたいんだ

黒い夕陽を切り裂く 古く煤けた看板に

ガラスに映るカラスは 気づかずくちばしを無くす

だからもう 君に会いたいんだ

鮮やかな暗闇から もう聴こえないさよなら

なんだかやけに遠くに来た様な気がしている だけかな

憂いの風とギターの 音が吸い込まれて行った

黄土色の涙と 尖ったビンの破片が

だからもう 君に会いたいんだ

鮮やかな暗闇から もう聴こえないさよなら

なんだかやけに遠くに 来た様な気がしている

浅はかなプライドから 溶けて滲む夕焼けが

汚れも無くしたままで 明日を目がけて 消えた

鮮やかな暗闇を抜け もう聴こえてるさよならが

なんだかやけに遠くに 来た様な気がしてるだけさ

浅はかなプライドなら 溶けて滲んでく朝焼けが

汚れも無くした空が 朝を目がけて 消えた

最終の電車に乗って いつもと同じ方向へ

散らばったエンドロールを 胸のポケットに集め

だからもう 君に会いに行く