Lyric

誰も見てない でも守りたい

僕は透明ヒーロー

波の隙間に隠れるように

今も君の姿を追っている

波打ち際 太陽が照らした日

ひとりぼっち うずくまる君

「こんな所でどうしたの？」

「行くあてもないから」

歩き疲れたならさ

「それならふたりきり！海を見よ！」

赤く染まってる

夕焼けのせい？

ちがう！きっと

これはもう！

照れた表情

「あたしにゾッコンだ！」

誰も見てない でも守りたい

僕は透明ヒーロー

君が楽しくなれる理由に

あたしがなってあげる

もうふたりなら地平線まで

どこまででも行ける ほら

君の不安も吹き飛ばしちゃうくらい

つよいかいじゅうがいるから

いつか思い出になるようにずっと

よわいままの君も忘れないでいよう

助けられたのは

君だけじゃない

気付けばあたしも

君の笑顔

いつも求めてる

不器用でもいい よわくてもいい

諦めずにいれば

何か起こるよ ほら、奇跡とか？

信じ続ければ

夏の終わりもあたしと居れば

寂しい思いはさせない

まるでファンタジックで

プラトニックな恋

ふたりの影が燃えている

秒針が刻む

メトロノームのリズムは

「ちょっと！」

「まって！」

「空気よんで！」

「だって！」

まだ居たい

離れたくないのに

止まってくれない

昨日の「すき」期限切れ

今日は「だいすき」だよ？

誰も見ないで 君守るから

僕は透明ヒーロー

きみと一緒に居る理由なら

何もいらないから

もうふたりなら海さえ超えて

まだ未開拓の地まで

下向かないで 冒険をしよう

これは 透き通る夏の面影

「よわい君はもういないよ」

「見えなくても傍にいるよ」