Lyric

ひた走る

夜は街路樹に留まった蛍が道を照らして

月は雲に隠れても

恥じることはなく、その顔を晒して

ラジオからは超チャラい選曲

チャンネル変えようと君　説得

特に話すこともなく時間は過ぎる

スリル求め闇をすり抜ける

Dance dance dance

狭い座席で

Round round round

バックミラーに映る

後車が過去の俺みたいで

後ろ髪を引かれそうになる

追い越し車線へ移ったってそう

時間が背中を追い越していく

いくらすり減っても

足を止めないタイヤは

君に似てる

Sun set から sun setまで

ハートを焦がして

燦然と焚く関係の中

アートを描いて

まるでバスキア

それかフリーダ

君の眉毛に秘められた意志の強さを

今教えてくれ

君の車で

それも朝が来るまで

朝が来るまで

君の車で

走った湾岸沿い覚えてる

朝が来るまで

君の車で

聴いた音楽だって覚えてる

ボケても多分忘れそうにない程の熱を帯びた

会話に身を委ねた

後部座席に置きっぱにした買い物袋

まだ眠ってるかな

燦々と下品に光るラブホのライト

これもアート

だんだんと日の出の時間

街が起きだす頃

ポロポロ溢れるもの止めないで

弱った心に鳴らしたクラクション

驚かしちゃったよねごめん

続きは今日の夜にもっぺん

Sun set から sun setまで

ハートを焦がして

燦然と焚く関係の中

アートを描いて

まるでバスキア

それかフリーダ

君の眉毛に秘められた意志の強さを

今教えてくれ

君の車で

それも朝が来るまで

朝が来るまで

君の車で

日が暮れるまで

気が狂うまで