Lyric

風で移ろう種は場所を求め

考えもなく途方に暮れて飛ぶよ

いつしか苗は無数の岐路を重ね

青に届くまで色を変えるけど

緑の中で色づくこと、求めていた

変わってみれば見えるとばかり

思ってた

ミツバチが蜜を運びに綺麗な花に

近寄り寄り添い消えた

それをみた僕は嫉ましく花から

光奪った

きっとそれは誰かに

いってほしかっただけだった

「きみだってかわらない」

なんて言葉を

眩しすぎる様に苛立ち

目逸らしても

胸のつかえだけはとれない

もうやめたい

例え今綺麗で

自由な世界を始めても

きっと誰かを羨む

なにもがかわらない

変わるとしたら…

周りの色が見えない芽だけ

掻き集めて

変わってしまうぼくを掴んで

連れ戻して

色をつけようと空に近づき

周り見たら

一輪ではできないものに

囲まれてた