Luvox and Solanax Front Cover

Lyric

Luvox and Solanax

yomosugara

誰もが柔くなって

変わる町の隅っこで

ただ抜け殻

薬がまた増えた

春めいたそのたびに

五感が鈍くなって

また白旗

今日も逃げた

教室が怖くて

朝日が怖くて

ただそれだけでこんなにおかしくなれる

死にたいんじゃないのに

死にたいと言わしめた

枕元がやけに冷たい朝でした

身体が硬くなって

制服を履けなくって

ただなまくら

明日もどうせ、だろ

まともを押し付けあって

爪弾きになった僕は

まだ洞穴

煩いくらい静か

始業の八時半

撫で下ろした胸が

昼にはまたざわめきだす

壊れたいんじゃないのに

壊れてんじゃないのに

ただ悲しくて それだけで今日が終わる

何か始めないとさ

そんなこと知ってるよ

部屋が凪いでやけに静かな朝でした

まだ行かなくていいかな

「別にいいよ」を前提に問いかけても

このまま このまま 大人になっちゃえば

どんな未来が

許されやしないよな

笑えもしないよな

でも今日だって 生きていい理由を探す

まともじゃなくても

健康じゃなくても

別にいいって 先生 教えてくれよ

有耶無耶にしたいのに 頭が冴えていく

通りを往く車輪の唄が耳障りで

春の風がやけに虚しい朝でした

  • Lyricist

    Shintarowo Nishimori

  • Composer

    Shintarowo Nishimori

Luvox and Solanax Front Cover

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    Luvox and Solanax

    yomosugara

yomosugaraの配信シングル。不登校児をテーマにした本作では、Vo. & Gt.西森の実体験をベースに、学校に行けない子どもたちの思いを綴っています。さまざまな理由で学校に行けない人、周囲と馴染めない人、辛い過去を抱えながらも生きている人……。そんな人たちに届いてほしいと願って書いた楽曲です。

また、今作からレコーディング環境を一新し、音源としてのクオリティも向上しました。これまでのyomosugaraからさらなる進化を遂げた一曲となっています。是非聞いていただけたら。

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