Lyric

はるをつれてく　かぜがふいて

むねをつよく　ゆらしてくるよ

きみしかもう　みえないんだ

こころのなか　あらしのようさ

ふゆのあとに　さくはなは

とけるように　かおるけど

すきとおった　はだのいろ

つたうかわきが　くるしくて

だれにも　みせたくない

ぼくだけの　きみでいて

いまこのときを　とめられるなら

そのまま　とけていたい

とびらしめたら　きづけない

いたみをただ　かくしてたね

なやむひまなど　いらないよ

あいをつかもう　いますぐに

ほどけかけた　そのドレス

ゆびさきまで　ふるえてる

あせらずに　くちびるで

すべてをそっと　たしかめる

だれにも　わたしたくない

ぼくだけの　きみだから

ぬくもり　かわすたびに

こころが　ほどけてゆく

ゆめより　あざやかに

つぼみが　ひらくとき

こいがはなひらく　そのしゅんかんを

ふたりで　ときにとじよう