

酔っ払いの
八つ当たったビール瓶の
破片は宙を舞い
ゴミ袋に突き刺さる
猫耳女の調子っ外れの歌配信
街行く人、白い目で一瞥
この街は何時になれば眠るの
まるで僕らの脳みそみたいだ
疲れたよ、もう、
誰かのせいにするのは
僕は僕は悪党なのか
「たられば」で語る人生
言い訳だと知っているくせに
立ち飲み屋だけで粋がって
謳っている
日雇い派遣の闇
換気の悪い物流倉庫
美人とオヤジ、暗闇
有償の愛に胃もたれがする
今夜は1人になりたい
パンクロックだけ聴いていたい
街に溢れている 声
邪魔をするけれど
煩いバイクのマフラーと
厳つい外車のクラクションと
最終電車の鳴き声が
叫んでいる「誰が悪いんだ」
何一つ言い訳のない人生を
送っているヤツが
はたしているだろうか
逃げ道一つ
無いままで歩いてたら
時に人は死んだりするんだぜ
この街は月明かりさえ否定する
まるで僕らの虚栄心みたいだ
疲れたよ、もう、
誰かのせいにするのは
だけど、だけど、死にたくはないんだよ
戸惑いだらけの人生
言い訳だと知っているくせに
悲劇の主人公気取っては
謳っている
日毎に募る痛み
増えてくばかりの絆創膏
毒親の施し
有償の愛に胃もたれがする
今夜も誰かを叩く
そして嘲笑って傷つける
「悪意」は弱さ
なら「弱さ」は悪なのか
酩酊している中年と
大声で笑う風俗嬢と
徘徊している少年が
叫んでいる「誰が悪いんだ」
勢いで語る人生
言い訳だと知っているくせに
ステージの上でだけ粋がって
謳っている
これまでの人生も
これからの人生も
根こそぎ引きずって行こう
そしたらこの街だってきっと…
ぼくらの下手くそな歌が
誰かに馬鹿にされた時
誰かにとって逃げ道になっているのさ
全てのクソ野郎共
どうかどうか聴いてくれ
おれたち「価値が無い」と
言われるくらいには価値があるから
今夜は1人になれよ
パンクロックだけ聴いていろよ
街に溢れている 声
邪魔をするけれど
ばい菌みてえな雑音で
ピッチの合わねえ歌声で
客1人いねえライブハウスで
叫んでやる「お前は悪くない」
作詞・作曲 西山シュンヤ
- Lyricist
Shunya Nishiyama
- Composer
Shunya Nishiyama
- Recording Engineer
Hidenori Watabe
- Mixing Engineer
Hidenori Watabe
- Mastering Engineer
Hidenori Watabe
- Guitar
Belligyon
- Bass Guitar
Hiro
- Drums
Guroyu
- Vocals
Shunya Nishiyama

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NIGEMICHI
THE GOEMON
THE・五右衛門4枚目のシングルとなる今作「逃げ道」。
実はこの曲は5年以上前に制作されたものであり、ライブでも最近までほとんど演奏されてこなかった曲である。
元々音源化するつもりもなかったが、一部のお客さんからの熱い要望に応え、新たにレコーディングをし直した。
西山シュンヤ(Vo.)にとっての歌う理由。その根幹に関わる重要な考え方や信念が込められた曲である。
「この世に蔓延っている退廃的な感情、やるせなさ、どこにぶつければいいかわからない不安や葛藤。
それらをやり過ごすため、ある人は笑い、ある人は泣き、ある人は語り、ある人は怒り…
そんな彼らに必要なものは答えや正論ではなく『逃げ道』であるはずです。
どうか僕らの下手くそなうたを逃げ道にしてください。
あなたが楽に生きられますように」
としを。
Artist Profile
THE GOEMON
Formed in March 2020, two enlightened beings who call themselves a germ punk band. Vocalist Shunya Nishiyama chose to form a band as his way of unraveling the truths of this world and finding liberation from suffering. Their motto is: We reflect, but we do not regret.
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