Lyric

心赴くまま安息地を避け生きる屍

本日未明にわか雨

事象全てに因果関係

頭とか耳とか目とか声じゃねぇ 腹だぜ

くたばらねぇ

魂息吹き 花は芽吹き 言葉は飛沫 人を問う

心は泉 知恵は恵み 月は皐 陽を灯す

茜に沈み行く川

江戸のせせらぎ緩やか

泣き笑い子供 顔の痣は映さない

僻み、妬み、嫉み抱え泥だらけの少年

腹の中の文句の一つ言えない臆病性

負けず嫌い変わらなくも耐える事自体を忌み嫌う者

自分と他人は違うもの

変わったんじゃない 変えたんだよバカ野郎

腹を斬って流れ出た赤がLyric

それはカルマ 音にこの身捧げよう

情熱と小節の狭間もがく今日も

表現とは尊厳 頑なまでの本能

自分を疑えば失敗する生き物

口を紡ぐ事は容易い なんせ災の元

夢と現実デカい声で歌ってこそのラッパーだろ

知った 痛みってのは負う物じゃない 喰らうものだと

愛するほど寄り添ってくれる者

愛するほど徐々に遠退いていくモノ

世間とのズレをガキの頃に知って空蝉

苦しみ、痛み、嘆き、悲しみ それを生き写し

自分を表現する事すらも息苦しい

死に物狂い

ヤツの旅立ち 道のほど綴り

頭部数センチ刃渡

今も毎年春先に逝ったあいつと乾杯する川のほとり 慰み

感情 体温 今もずっと純情

環状七号から覗く東光

今も愛する人の為に波打つ心臓

笑顔迎えに行くよ 情けを湿らす群青