プロファイルのジャケット写真

歌詞

プロファイル

すまさ

強まる雨に急ぐ人の波が

タクシーを待つ列に吸い込まれる

傘もささず動くこともできずに

涙さえ滴に紛れ

重い足取りで歩き出す

渋滞してるスクランブルで

あなたによく似た影を見かけ

振り返るけど

ろくにプロファイルの

分析さえできず愚かだった

冷め切った心を温め直す

きっかけが欲しいのもう一度

二人で通ったカフェの角の席で

あなたが読んでた本が残っている

窓の外を眺め後悔してる

悲しいくらい足跡は

戻れないとこまで来てたと

笑い声が響いてた頃の

フォトに残っている無邪気な顔

今なら分かる

いつもプロファイルを

見つめ直していればと悔やんだ

大切な人を遠ざけていた

壁を壊したいもう一度

あなたが去って

色を失くしたいつもの景色は

モノクロームに変わってしまった

ろくにプロファイルの

分析さえできず愚かだった

大切な人と過ごした時間を

取り戻したいもう一度

  • 作詞者

    すまさ

  • 作曲者

    すまさ

  • プロデューサー

    すまさ

  • マスタリングエンジニア

    すまさ

  • グラフィックデザイン

    すまさ

  • シンセサイザー

    すまさ

  • ボーカル

    すまさ

  • ピアノ

    すまさ

  • ソングライター

    すまさ

  • プログラミング

    すまさ

プロファイルのジャケット写真

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    プロファイル

    すまさ

「プロファイル」は、警察の捜査や心理分析などで使われる冷徹で分析的な響きを持つ言葉を、あえてすまさが「大切な人の心を読み解けなかった後悔」の暗号としてミディアム・ポップスの中に鮮やかに解き放った失恋ソングです。
歌詞から浮かび上がるのは、もっとも近くにいたはずの相手の表情や気配、その心の深層を、なぜ自分は適切に“プロファイル”してあげられなかったのかという痛烈なまでの自己省察。強まる雨、タクシーを待つ人の列、渋滞するスクランブル交差点、ふたりで通ったカフェ、そこに残された本、笑顔を閉じ込めたフォトなど、都会の日常に残された相手の痕跡を辿りながら、主人公は失って初めて見えてきた真実と向き合っていきます。「分析」「プロファイル」といった無機質な言葉が、やがて「もう一度」という切実な願いへ変わっていくところも、この曲ならではのポイントです。

サウンドはCメジャーを軸に、Em7→A7→Dm7→G7→Cと循環する都会的なコード進行を基調としながら、Fmaj7からFmへ移る同主短調からの借用和音やFdim7、Maj7、sus4などを織り込み、明るさの奥に消えきらない哀愁を漂わせています。さらに楽曲後半ではAbmaj7やBb7、Ebなどへ一時的に景色を移し、いつもの街から色が失われていく主人公の心理を映すように、ハーモニーそのものが一瞬別世界へ迷い込みます。

タイトなプログラミングドラムと控えめに跳ねるベースを土台に、明るいエレクトリックピアノ、艶やかなシンセパッド、クリーンなエレキギター、さりげないブラスとストリングスを重ねたアレンジは、80年代後半の都会派J-POPやシンセ歌謡を思わせる質感。ファンクの軽やかな躍動感をほのかに残しながらも、グルーヴより日本の歌謡曲らしい耳に残るメロディーを中心に据えています。

雨に濡れた街を歩きながら、終わってしまった恋を何度も頭の中で分析してしまう夜。「プロファイル」は、相手を理解できなかった後悔と、自分自身を見つめ直すことで初めて気づく愛情を、少し乾いた都会のサウンドとともに描いたセンチメンタルな一曲です。

アーティスト情報

Rainy & Starry Records

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