Lyric

遠ざかるあなたの影を見つめていた

隣で笑う誰かになりたいと思った

哀しみが弾けてまた 涙流すんだろう

そんな風に僕は少し 大人になってく

身体中から溢れる言葉が 躍り出しては

あなたを傷付けていた

柔らかな感触をそっと確かめながら

握る手のひらは今にも擦り抜けそうで

佇む闇と光さえも あなたがいるだけで

こんな世界が彩るなんて

いつかあなたの心の中に

花を咲かせたかった

色褪せることない想い出は

やがて風となり 空を舞う鳥となる

降り出した雨が夜を包み込んでゆく

そんな当たり前なことが美しく見えた

明日を迎える 旅路の先に

あなたがいないのなら

過去に紡いだ奇跡の音を

そっと重ねてく

また歩き出す 孤独を抱え

声を鳴らしながら

共に刻んだ日々の欠片を

愛せるように そっと手を振るから

また笑って逢おう