近況報告のジャケット写真

歌詞

梔子のミルク

171

六畳一間に水を満たして

底で眠っている僕です

静かなのに濁っていて

うるさいのは

明け方の窓に完全な真空が

押し寄せるからです

青くて遅い

遠くて親しい

きらめいている

きらめいている

水を飲み込み酸素を吐き

それを呼吸とする僕です

愚かなのに光っていて

揺れないのは

真夜中の窓に終末の爆音が

届いているからです

青くて鋭い

遠くて親しい

きらめいている

きらめいている

きらめいている

きらめいている

きらめいている

  • 作詞者

    カナ, 171

  • 作曲者

    田村晴信, 171

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自主制作の限界を遥かに飛び越え、縦横無尽に活動する171。
ジャケット撮影や歌詞カードのデザインから、レコーディング、ミキシング、マスタリングに至るまでメンバーのみで行い、演奏シーンのカメラマン1名以外はスタッフすら排除してここに完成した待望のセカンドアルバム!
ファーストアルバムから劇的進化を遂げた、新たなるイナイチを見逃すな!

アーティスト情報

  • 171

    京都大阪兵庫を貫く国道171 号を拠点に活動している新時代ロックバンド、171 (イナイチ)。 田村の異常にソリッドなギターと感情的なシャウト、カナの破壊的なベースに相反する楽曲をポップに彩るハイトーンボイス、そしてモリモリの熱量溢れるドラムが生み出すスリーピースサウンド。 飾らない歌詞とセンチメンタルが息づいたメロディー、野生的ながらもこだわりを詰め込んだ楽器演奏は、ロックの全盛時代を彷彿とさせつつも現代の若者たちの日常に鋭く突き刺さる。 エネルギッシュな焦燥感と爆発力を兼ね備えたパフォーマンスでライブハウスシーンから確かな支持を受け、各地サーキットフェスでは入場規制が続出、新代田FEVER / 寺田町Fireloop をはじめとしたワンマンをSOLD OUT させるなど、既に早耳リスナーを中心に人気を博している。 171号を飛び出し全国的に影響力を高めている、インディーズ界最注目バンド。

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