Lyric

走り出す船、眺めてた思い出を

そっと振り返った夏色の青。

抑えた気持ちあなたには

秘密にしたいの

「会いたいな、会えないの？」

今年も潮風乗せて。

私、一人きりなの。

何度目の待ち合わせ？

捕まえてこの夏が

終わる前に

走って、走って

そっと髪がなびいたこれが

恋の予感か。

恋するお年頃？

満ちてく一雫、潮の味とほろ苦い夏の終わり

落としたあなたへの愛。

沈む夕日を背伸びして写したかった。

変わらない身長に

白シャツ心に沁みてく。

あなた悪い人だよ。

あたしが私に言う

何度だって。何度だって。

想い馳せるよ。

探して、探して

波の音が聞こえる月に君を映した

恋する思い出よ。

引いてくその笑顔

そっと無くした記憶取り戻して

’’会いに行くから’’

見上げたあの場所へ

何もできないあたしでごめんね？

ごめんね。

やり直すなら、あたしを過去にして。

約束だよ。

巡る巡る記憶を。

飛ばしたあの日

灯照らす飛行機雲に

泡沫の’’きみ’’が

胸に焼きついた。

走って、走って

そっと髪がなびいたこれで最後にするね？

恋したお年頃。

満ちてく一雫、潮の味とほろ苦い夏の終わり

叶わぬ夏色の恋。

--・-- ・- -・・-あいたい。

作曲平尾奏人作詞Fumito Tamamoto