

Can't back - Can't back to the future
八十八マイルの夜 メーターだけが笑う
銀色のドアのすきま 青い火花が跳ねて
閉じかけたフレームに 置き去りのぼくの声
巻き戻す指先だけ 時差ボケみたいに震えた
ポップコーンの熱が まだ掌に貼りついたまま
明滅するネオンごと まぶたの裏に保存した
あの頃のぼくを 記録ファイルから再生して
未来に追いつくつもりで 一拍遅れでループしてた
時計だけが秒針でビートを刻む
Can't back - Can't back to the future
スクリーンの中でだけ 間に合うカウントダウン
壊れたフラックスの線 指でなぞりながら知っている
セーブした未来図では 指先の震えさえ守れなくて
笑ってた横顔さえ どの時代にも見つからない
La-la-la, can't back - can't back - can't back to the future
広場の片隅で バグみたいな歌を鳴らす
La-la-la, can't back - can't back - can't back to the future
君のいない明日だけ 何度もロードしてる
フィルムが焼けた跡が 胸のどこかにこびりついて
ゼロとイチのノイズに 君の笑い声が混ざる
選び損ねた現在が 街角でエキストラみたいに立っていて
巻き戻しのない世界で 進む印だけ指に食いこむ
光るレールの風だけが 頬をかすめていく
Can't back - Can't back to the future
タイムマシンは来ないらしい 君の横顔だけ残して
八十八マイル超えても ここには戻れないから
でも心拍だけは ラストシーンを追い越してく
未来へ戻れないまま 未来の主題歌を歌う
La-la-la, can't back - can't back - can't back to the future
ホバーボードは無いらしい 濡れたアスファルトだけ光る
La-la-la, can't back - can't back - can't back to the future
消えかけた予告編を 何度も胸の中で巻き戻す
La-la-la, can't back - can't back - can't back to the future
主役じゃない足音で いまの時間を抱きしめて
- 作詞者
Xione/しおね
- 作曲者
Xione/しおね
- プロデューサー
Xione/しおね
- シンセサイザー
Xione/しおね
- ボーカル
Xione/しおね

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
From I to X (Self_remix)
Xione/しおね
- 2
ココロハナヤギ
Xione/しおね
- 3
デフラグメント・スノー
Xione/しおね
- 4
Count the Lights
Xione/しおね
- 5
キミんちのネコいいなぁ
Xione/しおね
- 6
零時ダイブ
Xione/しおね
- ⚫︎
Can't back to the future
Xione/しおね
- 8
Metaphysical apple
Xione/しおね
- 9
if<angel> == false (Self_remix)
Xione/しおね
- 10
Resonance code (Self_remix)
Xione/しおね
- 11
フォルテッシシモ
Xione/しおね
- 12
断線リクエリ—
Xione/しおね
- 13
朧なネオンが揺れている
Xione/しおね
- 14
逆行 - スノウコード
Xione/しおね
- 15
out of reach
Xione/しおね
ホワイトアウトした真っ白な画面の奥でだけ鳴り続ける、エラーの残響。そのイメージから生まれたコンセプト・アルバム「#FFFFFF_ERROR」。デジタルノイズ、都市のネオン、雪の静けさ、そして日常のささやかな心の揺れを、ハイスピードEDMとエレクトロポップを軸に再構成した全15曲を収録。
AI生成音楽に於ける日本最先端を目指すアーティストXione(しおね)が、人間の感情ログを読み解きながら描く、“もう一つのエラーログ”の記録。
アーティスト情報
Xione/しおね
Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。
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