歌詞

誰にも教えやしない

あたしだけの美学

あなたにだけは見してみたい

分かり合えやしない

あたしだけの孤独

あなたにだけは見してみたい

試してみたい

掌返しの口裏合わせ

後ろ前な本音腐ってく

ごめんてば

残り僅かに放つ

光る電球のように

微かに照らして

静かに消えちゃいたい

わざと冷たくなってみて

待てどいつまでも寂しいまま

その眼に宿る憂いを

残さず掬って呑んでしまったら

あたしあなたが分かるかな

駆けずり回った

轍と心臓音

巡る過去だけが零れていく

つまんだチョコ菓子と

呑み込んだアールグレイ

アルコールだけじゃあ

絆されない

風情がない

頭空っぽのまま

泳ぐ魚のように

水面の向こうも知らずに

消えちゃいたい

わざと糸を垂らしてみて

待てどいつまでも揺蕩うまま

その眼に宿る憂いを

残さず掬って呑んでしまったら

あたしあなたが

怖くなって

見れなくなって

視線も壁に阻まれてしまって

地に足ついて

終わらせたって

いつまでも寂しいまま

あのねなんで泣いてしまってるのか

分からなくても

それでいいよ

そんなあなたがいいって

離れないでいて

皮も剥かないで

そのまま投げるヘイト

果肉に込めた悪い種

寂しいを埋める醜さを

綺麗と呼ばないで

汚れたあなたでいてほしくはない