想追録のジャケット写真

君がくれた黄色いシャツの 胸に小さなポケット

木の葉一枚花びら三枚 しまって街を歩く

君と別れた九月の夜は 弓張月綺麗で

それぞれ歩く二人の 道を明るく照らすよ

君はいつも教えてくれた

歌うこと 祈ること

君はいつも誇りにしてた

歌うこと 抗うこと

少し冷えた指先なぞる 乾いた涙流れた行方

最後だと知りつつ呟く ありがとうさよならまたね

洗いざらしのシャツを 風になびかせ

胸に手をあて歩こう 今日も自分でいられるように

どんなときでもここにあるつよさ ここにあるやさしさ

青い瓦の屋根や 月影の窓

胸に秘めるこの日々を いつか全部話せたらいい

星降る丘に登ろう 銀のパレードさがしにいこう

君はいつも大事にしてた

歌うこと 揺らぐこと

君はいつも誇りにしてた

歌うこと 敬うこと

星降る丘に登ろう 銀のパレードさがしにいこう

また逢える日まで 思い出はポケットに

星降る丘に登ろう 銀のパレードみつけにいこう

また逢えた日には 思い出はポケットに

  • 作詞者

    渡邉 哲史

  • 作曲者

    渡邉 哲史

  • プロデューサー

    渡邉 哲史

  • レコーディングエンジニア

    渡邉 哲史

  • ミキシングエンジニア

    渡邉 哲史

  • マスタリングエンジニア

    ジーン・ポール

  • ギター

    2ダンベルト・エクスペリエンス, 松浦 善博

  • ベースギター

    2ダンベルト・エクスペリエンス

  • ドラム

    2ダンベルト・エクスペリエンス

  • キーボード

    2ダンベルト・エクスペリエンス

  • シンセサイザー

    ケースクエアサウンドラボ

  • ボーカル

    2ダンベルト・エクスペリエンス

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    想追録

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  • 11

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  • 12

    ISM

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アーティスト情報

  • 2ダンベルト・エクスペリエンス

    ワタナベサトシ(作詞作曲/ヴォーカル/ギター/ベース/DTMer/サウンドプロデュース)による音楽プロジェクト。90年代から宅録・バンド活動を続け、2010年代には東京を拠点に3ピースバンドとしてライヴを中心に活動。音楽性は広義のオルタナティヴに位置づけられるが、ポストロック、歌謡曲、実験音楽などを自在に横断する雑多でミクスチャー感覚に富んだサウンドが特徴。日本語へのこだわりを軸に、リズムで世界を旅するような音楽を志向する。 2023年に発表したファースト・アルバム『棺蓋録(Obituaries)』では、エクスペリメンタル、DIY、ポップスの要素が超次元的に融合。「ブラック・メルヘン」とも称される、唯一無二の音世界を築き上げた。 ストレートなバンドサウンドを基盤としながらも、より深く、鮮やかな叙情と幻影を描き出し、深化し続けるワタナベサトシの音楽の現在地が刻まれている2025年のセカンド・アルバム、『想追録(Reminiscences)』リリース後初のシングル。言葉にならない想いが、花となって空に舞い、やがて誰かの心に根を張る――。「OURS」は、『想追録』の叙情性を継承しつつ、さらに静けさと希望を湛えた、ワタナベサトシの新たな表現の地平を示す一曲である。戸惑いながらも誰かと歌を交わすこと、名もなき言葉を紡ぐこと。その行為の先に、痛みや迷いさえも美しい律動に変えていくような、静かな意志が息づく。ポストロック的な空間性と、日本語の響きに寄り添ったメロディ。過剰に語ることなく、それでも確かに「救い」を描こうとするこの歌は、言葉と音楽の力を信じる者たちへの贈り物である。

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