6027年ぶりの創造のジャケット写真

歌詞

ロコ

あるばんのむ

指先で人を殺せる時代に

綺麗な星空が浮かんでいる。

昔話の主人公が聞いたら、

笑い飛ばすだろう。

指先で何ができる?

お前は神様か?

それともホラ吹き野郎か?って。

そんな嘘だった未来も

日常に成り下がる。

人が幸せになるための希望として。

人を幸せにさせるための欲望として。

世界はそれを望んだんだ。

それを欲しかったんだ。

これを進化と呼ぶのか?

それとも革命と呼ぶのか?

星空には消せない闇がどこまでも広がり、

偉そうに見下ろしている。(しんか)

罪の意識は自分で詰め上げた不揃いのブロックで消し去った振りをしている。

綺麗な星空は自分が築いた醜さのかがみ。

未来の欲望は果てしなく続く生まれ変わり。

正義がまんえいしている綺麗なこの街を眺めていた。

悪魔が聞いたら存在意義を見失うだろう。

あんたがやってることは悪魔より悪魔だよって。

正義の言葉が不自由に舞い散る。

これを正しさと呼ぶのか?

それとも優しさと呼ぶのか?

消えない光が目の前を塞ぎ、

眩しい灯りが漏れ出す。(せいぎ)

蜜の甘さに飛びついた言葉は

誰かの隙間を闇で埋め塗りつぶすことに気づいていない振りをしている。

綺麗な街は誰かが描いた理想のかたまり。

正義のヒーローは街中に溢れ出すヒカリ

世界は美しい

世界は醜い

私は美しい

私が愛おしい

消えた影が未来に届けたその愛を

消えた愛が呼吸を続けたその空を

私たちは疑いながら愛してたはず。

私たちは汚れながら愛しているはず。

消えない理想に囲まれたその空が

消えない空に願った儚い希望が

私たちの美しい世界

私たちの無様な未来

  • 作詞

    町田悠哉

  • 作曲

    町田悠哉

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アーティスト情報

  • あるばんのむ

    まず見えないことから始めよう まず聞こえないことから始めよう 耳から感じ、自分の心に世界でひとつの風景を描いてほしい、 この紡ぎ出す音で

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あるばんのむ

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