歌詞

あなたの声に

照らされたのは

次の日のこと

残したかけらが

わたしのリズムを上げてゆく

気づかないように

傷つかないように

ことりが羽ばたいて行かないように

お日さまの光　届いたのなら

きっと照らされてしまうのに

あっという間に

あなたは月になる

しずかに照らされて

安らぎに変わる　月のひかり

誰もが愛する

やさしい　ひかり

ことりの声に

泣いたのは

すこしあとのこと

残したかけらを

わたしのおくへ　しまいこむ

気づかないように

傷つかないように

ことりが羽ばたいていかないように

月の光　届いたのなら

きっと歌ってしまうのに

折れた羽を

ひろげてはとじる

しずかに照らされて

安らぎに変わる　月のひかり

誰もが愛する

やわらかなひかり

月のかけらを

クチバシでキスして

眠るわたしを

どうか見つけないで

月まで飛んでゆけたなら

月まで飛んでゆけたなら

ことりの歌は届きますか

月まで飛んでゆけたなら

小さな声でささやく歌は

あなたの　ひかりにとけてなくなる

まざって消えてしまうまで

ことりは鳴いて

ことりは泣いて

うたいつづける