Black Smoke Front Cover

Lyric

Black Smoke

Fuku Mikoto

ひと息吐こうと席を外して

向こう側に見えていた

帳に身をかがめて

すり寄ってみた

ため息を焦がして

くすんだ煙を指でくぐらせて

街頭と遊ばせている

ゆるく閉じた身体に

沁みていく硬い明かり

飛ばした煙を連れ立って

月の影と重なっていく

行先も帰り道も無い路上

足が向かう先も定まらないまま

通り越してしまっても

どうでもいいか。と、笑って逃げた

後ろの方で湧き立った声が

風を切って侵入してくる

およびじゃないよ。と、追い払った

円く歪んだ視点を追って

ひずんだ溝をめくってみたら

足元が俄かに霞んで

ただれていった

薄い呼吸をためらって

吐き出た煙を目で追いながら

道端で足が止まっている

しなだれて穿った指が

薄まった煙と対になって

沈んだ街に消えていった

振り返ってみても前方は無く

闇雲に振りかざした視線の上に

乾いた汗が辿っていく

今更なんだ。と、骨がきしんだ

耳元で紡がれた気泡が

地面を割って顔を出す

それがどうした。と、踏みつぶした

揶揄われたような

夜の街頭に絡んだ煙

曲がりくねって

解けていく

薄まっていく身体に

気付かないまま

明かりに影を残している

堂々巡りの道の終わりに

風下から吹き降ろした煙の束

黒い雲と折り重なって

そろそろだろう。と、見上げて笑う

気取った太陽の裾を

誇らし気に覆って隠す

だから言っただろう。と、目を細めた

  • Lyricist

    Fuku Mikoto

  • Composer

    Fuku Mikoto

  • Producer

    Fuku Mikoto

  • Other Instruments

    Fuku Mikoto

Black Smoke Front Cover

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    Black Smoke

    Fuku Mikoto

"Black Smoke"
Dark Experimental Ambient J-Pop / Bass-led structure with dissonant ambient layers

Artist Profile

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