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「キャメルに決めた日」は、ランドセルの色をめぐる親子の対話を通して、「自分で選ぶこと」の意味と成長の瞬間を描いた一曲です。
歌詞では、湯気の中でぽつりと「もう決めたの」と告げる娘の言葉から始まり、ピンクや紫ではなくキャメルを選んだ理由、その背景にある想いや迷い、そして親の戸惑いや感動が、繊細な言葉で紡がれていきます。
「誰が選んだかが一番大事」と語る子どものまっすぐなまなざしと、「モノではなく、勇気の証」としてのランドセル。その姿を見つめる親の視点が、静かに、しかし力強く描かれています。
選ぶという行為に込められた誇りと愛情が、未来へと続いていく。そんな“色”をめぐる小さなドラマを、温かく丁寧に歌い上げた作品です。
日本を拠点にインストゥルメンタル音楽を制作しています。 テーマにしているのは、季節の移ろい、一日の時間の流れ、そして街や自然の風景です。春の朝のやわらかな光や、夏の夜の静けさ。秋の街角の彩りに、冬の午後の落ち着き。そうした何気ない瞬間を音に置き換えるように曲を紡いでいます。 言葉を持たない音楽だからこそ、聴く人それぞれが自由に物語を描くことができます。過去を思い出すこともあれば、いまを静かに味わうこともある。未来の景色を想像するきっかけになるかもしれません。 聴く人の日常に、静かに彩りを添えられる音楽でありたいと思っています。