歌詞

淡々と過ぎてゆく

ように思えていたら

私はここに居るのに

明日のことばかりで

永遠と続いてく

そんなことはないのに

雨降る窓を眺めて

動くこともできずに

あぁ、明日の焦燥感

いつだってそうだ

見限られた今日が泣いている

いつか零れた空の色

少しだけ立ち止まる帰り道すら

どこから流れてしまったのか

今さら後悔を思い出す夕立のように

曖昧に揺れている

心から指先に

私はどこに行くのか

答えなんて無いのに

存在を埋めてゆく

道を跳ねる雨にも

踊った心忘れて

眺めている今日だけ

きっと世界は

予測不可能な裏切りの雨に降られるのを

未来と呼んでいる

いつか掠れた空の色

形だけ書き留めるような日々すら

どこかで忘れてしまうのだろう

今さら後悔を口ずさむ思い出のように

淡々と過ぎてゆく

風に流れる雲と

私はここに居るから

明日のこと思って

永遠と続いてく

そんなことはないのに

雨降る窓を眺めて

一人息を吐くまま