硝子の章のジャケット写真

歌詞

濡れた書斎

Mell

雨音だけが この部屋を支配している

ページを閉じる音すら 罪みたいに響いた

濡れた書斎 インクが滲む

古い本の背表紙が 泣いている

約束の時間より 少し早く

僕はここに 来てしまった

机の上 伏せられた写真

フラッシュの中で 笑う君

生きていた証拠みたいに

温度だけが 取り残されている

鍵は閉まってた はずなのに

窓が一つ 微かに開いてる

風の仕業か 人の嘘か

どちらも よく似た顔をしてる

床に落ちた 赤い染み

乾ききる前の 静けさ

悲鳴も争いも 聞こえなかった

まるで 最初から無音だったみたいに

止まった時計は 三時十五分

針は二度と 先へ行かない

この瞬間に 何が壊れ

何が 守られたんだろう

棚の奥 走り書きの紙

「信じるな」と 殴るような文字

筆圧が強すぎて

紙の裏まで 傷ついている

これは事故か それとも罠か

答えはまだ 息を潜めてる

誰かが嘘を ついているなら

なぜか 僕の胸が痛む

君は何を 残したかった?

言葉より 沈黙を選んだ理由

この部屋が 証言する

始まりは ここだった

警察の足音が 遠ざかって

部屋はまた 元の孤独へ

質問よりも 視線の方が

僕を 疑っている気がした

本棚の隙間 欠けた一冊

最終章だけ 抜け落ちてる

完成していたはずの物語

なぜ 結末だけが消えた?

ペンの持ち方 無意識の癖

気づいた瞬間 背筋が冷える

あの文字と あまりにも

似すぎている この指先

思い出せない 数分間

記憶は 優しく壊れる

忘れたんじゃない

思い出さないように しているだけ

これは偶然? それとも必然?

ページはまだ めくられない

君の視線が 背中に刺さる

「続きを書け」と 言われてる

真実は 派手じゃない

だから 誰も気づかない

このミステリーの入口は

――僕自身だった

雨は止まない

時計も動かない

物語だけが 静かに

次の章へ 僕を連れていく

  • 作詞者

    Mell

  • 作曲者

    Mell

  • プロデューサー

    Mell

  • シンセサイザー

    Mell

硝子の章のジャケット写真

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アーティスト情報

  • Mell

    40代既婚の社畜サラリーマンです。 20代の頃友人とバンドを組んでいたことがあり、ボーカル、ベース、ドラムの経験がありますが、今は全く楽器はできなくなりました。 AI 楽曲作成に興味を持ち、ネットで色々調べて自分の好みの曲を作成して日々聴いて癒されています。 好んで作成するのはロック、パンク、メタル等の激しめの楽曲です。 自分の好きな曲を多くの人に知ってもらえたらとてもうれしく思います。

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