Sad Summer Vacation Front Cover

Lyric

Yudachi

VentlaKaoru

言葉を尽くした後の

季節外れの朝露が

午後の遠雷に引き連れられた

やけに冷たい雨に流されてく

破れた網戸に一羽

蚊が迷い込む 咎はなく

渦を巻く煙 陶磁器の豚が

吐き出している 悪意などなく

雲は厚く

明滅する太陽

風は凪いで

声もなく

  • Lyricist

    VentlaKaoru

  • Composer

    VentlaKaoru

Sad Summer Vacation Front Cover

Listen to Yudachi by VentlaKaoru

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Yudachi

    VentlaKaoru

  • 2

    In Evening When I Don't Wanna Choose This World

    VentlaKaoru

  • 3

    Summer Day Rhapsody

    VentlaKaoru

  • 4

    Murasame

    VentlaKaoru

  • 5

    Sad

    VentlaKaoru

「夏と雨の悲しい記憶」をコンセプトに制作された5曲入りEP。前作「Will」で見せた完全生演奏のバンドサウンドは今作では影を潜め、ガットギターの弾き語りに蝉の声と浮遊するシンセサウンドがオーバーラップするM1「夕立」、静謐なエレクトロサウンドと飽和したディストーションギターの対比が特徴的なM2「世界を選びたくない夕暮れに」、フォークとドラムンベースとブラックメタルが独自言語により融合したM3「夏日狂想」、「夕立」のメロディのリプライズに破壊的な音響処理が施されたM4「村雨」、そしてグランジ、グラインドコア、ハイパーポップなどが渾然一体となって情報過多な異形のポップスを形成した果てにまたしても現れる「夕立」のメロディ大合唱で終結するラストナンバー「かなしい」といった具合に自身のミクスチャー感覚を惜しみなく発揮した内容となっている。

Artist Profile

AOANA

"