夜明け前のグレイの空に
吸い込まれそうになる その時
ほんの一瞬 身体が軽くなって
つまずきそうになるけれど
気がつけば手を広げていて
込み上げるもの掴めそうなのに
すぐにサイレンと
後悔が襲ってきて
もうすぐ消える
ネオンライトみたいに
何者でもなくなっちゃう
何度繰り返して
何度言い訳を重ねただろう
自分で考えてもいい時間が
大人になるにつれ増えるほど
勇気が出なくて
飛べなかったこと思い出すんだよ
なぞってるだけでも時は過ぎて
やめちゃっても
誰にも気にされないね
余白だらけなのもそれはそれ
そういうデザインにしたんだ
って鏡の前で笑えないなら
使命感だけしか
動かしてくれなくなっても
それも自分だし
それでもいいんだけど
時には誰かの思うツボだと
知ってて嫌なら
もう一度欲しがっても
いいんじゃない?
感じてるはずだよ
また夜の雑踏に繰り出す時
信号が変わった瞬間に飛び出して
今度は私が照らす番って
ワクワクするなら
何度でも試してみればいいんだよ
いせのせ
いせのせ
いせのせ
いせのせ
いせのせ
いせ
いせのせ!
- 作詞
壱タカシ
- 作曲
壱タカシ
- プロデューサー
壱タカシ
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いせのせ (FILM_SONG.)
壱タカシ
映像監督「橘 潤樹」の新プロジェクト「FILM_SONG.」参加作品。
「挑戦している人々の群像劇」をテーマにした映像作品を基に、壱タカシが作詞、作編曲を自ら手がけた疾走感溢れるポップソング。
「いせのせ」は「一歩を踏み出す覚悟を決めた全ての人々の背中を押すリズム」をコンセプトにしており、アンダーグラウンドなダンスミュージックJuke/Footworkとポップスの融合を図っている。
アーティスト情報
壱タカシ
シンガーソングライター。岐阜県大垣市出身。洗足学園音楽大学卒業、同大学院修了。2019年に「はなむけ」でデビュー。作詞、作曲、アレンジを自ら行い、ポップス、ダンスミュージック、実験音楽まで取り込む多彩な音楽性が特徴。2021年に1stフルアルバム「少年連祷」をリリース。作編曲家、演奏家としても活動し、他アーティストの作品に数多く参加。
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