裸足で立った夜のアスファルトに
昨日の夏が泳いでる
止んだ風
炭酸の抜けたコーラのぬるさが
喉の奥に引っかかる
空き缶を蹴ってごまかした感情を
時空を超えて置き手紙
君が惚っとほろり見上げる星も
目が悪い僕にはぼやけて見える
ああ飽きるくらいの幸せの
方がいいんだろうから
涼しい口笛で揶揄って
蛙の声全部躱しちゃって
夜ふかしくらいじゃ今度はないから
ペティナイフで刻んだ心に
!!で退屈な日々は凌いで
忘れる前に次の夏へ
夕方と、ぱたり、読み終えた
小説の台詞が
まだ、ここにいる
誰かが今日も叫ぶ不幸せは
誰かの幸せに今日も餌をやる
残飯処理で十分生きていけるから
白々しいジョーク嘲笑って
不安とか全部殺しちゃって
朝焼けのケーキお土産にするから
ジャムにした太陽塗りたくって
余った熱で紅茶淹れて
飽きてきた舌騙して
忘れた頃に君の元へ
歩きにくそうな
僕がかしたサンダルで
はしゃぐ君を
あくびの涙ごしに眺める
ナトリウムランプのドレス着て
トンネルで歌う君が好き
向こうから車来るから
耳を塞ぐ
畦道の狭さ言い訳に
柄にもなく手とか繋いじゃって
夜ふかししたって
たまにはいいんじゃない?
涼しい夏夜に身をまかせ
!!で刻んでた心音も止まって
忘れることを忘れるように
ぼやける星よずっとこのままで
君の隣、空を仰いで
忘れる前に次の夏へ
- 作詞
Iruka
- 作曲
Ryuma
時代遅れソクラテス の“コンタクトレンズを外した後の夜の散歩 (feat. いずこ.)”を
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コンタクトレンズを外した後の夜の散歩 (feat. いずこ.)
時代遅れソクラテス
アーティスト情報
時代遅れソクラテス
人はなぜ、音楽で感動するのか。そう問い続ける、現代音楽ユニット・時代遅れソクラテス。
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いずこ.