ほろ酔った街が次第に滲んで
水に沈むように音が消える
殴った明日は死なないまま日を跨いだ
あぁお前が残した傷跡なんて
世界からすればかすり傷以下
過ぎゆく季節と変わってく生活
変わらないこの部屋と心に残った誰かの匂いを
土足で上がって、優しく撫でた
春を売る私を笑わずにあなたが消してくれた
空に浮かんだ星の下
ゴロゴロと死骸が転がって
その上を無心で走り汚した
あぁ戻れない過去の上を無意識に
浮かんでいる野郎どもに吐き気がする
生きてるフリやってるフリ
一人芝居を気付かず繰り返す
操作されてることも知らずに
手のひらを返されては死んでく
獺祭飲むだっさい猿真似
今日も目立っちゃってかわいいね
誰がいい誰でもいい
そんなどうでもいい世界で
真面目に生きてるフリ
娯楽に溺れ時が過ぎ
酔いに埋もれた感情交わっただけ
騙されたことも知らずに
夢から醒めない野郎どもに吐き気がする
空に浮かんだ星の下
お前の死骸が転がって
知らず知らずその上を走り汚した
あぁ戻れない過去は変えれないし
真実か嘘かもわからないまま
吸わないタバコにしゃばく火をつけて
蒸した煙で明日を隠せると思ったか
酒浸りみだりに踊り共に
今宵なんて夢をまた重ねては
朝日が登ってた
深夜一時高速バスを捨てて
別れを惜しんであなたを待ってたんだ
右左次第に戻り隣の
酔い覚めた抜け殻に騙されては
朝日を隠していた
何度やり直しても同じだから
- 作詞
カイル
- 作曲
カイル
Ruby Seaside の“吐気”を
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Ruby Seasideが2枚目となるE.P.「永遠に還る」をリリース。前回リリースされた「Kamitsure」にも収録されている「春を飲む」はリミックスされてリード曲で収録。さらにフルアルバム「Kodoku」にも収録されていた「青が消す」はついにフルver.として再収録。他2曲の新曲を含む4曲入りのE.P.となっている。
アーティスト情報
Ruby Seaside
古都奈良発。Vo.&Gt.カイルが書き出す真っ直ぐな歌詞を 不安定なコード感や、変拍子による3ピースのバンドアレンジで 表現するギターロック・オルタナティブロックバンド。 「心の死と再生」を表現の中心とし、 人々の葛藤やジレンマなど、思い悩む心をぶち破る攻撃的楽曲から 時に寄り添い合えるような楽曲をも武器としている。
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