ひとりの日のジャケット写真

歌詞

僕らのロードムービー

TOT WORKS

昔、僕はよく言っていたんだ

僕も普通の人みたいに生きられたらって

同じ歩幅で歩けてたら

今もあのラブストーリーで

笑っていたのかな

笑えないことばかりで

おかしくなって笑った

それでもまだ生きていたかった

おかしくたって、まだ

ボロいけどかっこいい車に乗って

そのままどっかいっちまう

アメリカンロードムービーに憧れていた

あの少年も連れて来たんだ

今日もこの声の中

昔、ともだちが言っていたんだ

僕も普通の人だったなら大学生かなって

憧れと諦めを浮かべて

大学生の僕を見て言った

彼と僕の違いがわからないなんて

本当は思えない

彼にはわかりやすい障害があって

僕には狂気を隠すおぞましさがあった

彼と僕の違いがわからないなんて

本当は思えない

それでも大学生の僕がそこにいた

笑えないことばかりで

まともになって笑った

それでもまた生きてしまったんだ

まともになっても、まだ

臭いけど死なないゾンビになって

そのままどっかいっちまう

変なワンシーンの先に

たどり着いた場所が今日ここだとしたら

悪くはないな

普通でも、普通じゃなくても

スーパーマンになれなかったストーリーを

次のシーンへと転がしていく

エンドロールでくたばるまで

ボロい、しかもかっこいい車じゃないけど

ローリンローリン

転がってここまで来てみたよ

憧れていたあの大人にはなれなかった

それでもいい、それでもいいんだね

その胸の暗闇は無駄にならない

汚く弱く醜くても止めるなよ

ロードムービー

僕らのロードムービーさ

今度見せ合いっこしようぜ、なぁ

  • 作詞

    TOT WORKS

  • 作曲

    TOT WORKS

ひとりの日のジャケット写真

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TOT WORKS、3作目のオリジナル作品。
1st mini album「ひとりの日」
アコースティックギター一本と歌のみで構成されたシンプルなアレンジ。
ひとりの人間が独りになるからこそ、ひとりじゃなくなることを描いた弾き語りアルバム。

アーティスト情報

  • TOT WORKS

    神奈川県 厚木市出身在住のシンガーソングライター 「居なくなっていい人はどこにも居ない」 「人の居場所は必ずどこかにある」 その想いのもと、人の居場所をテーマに音楽、ゴミ拾い、インタビュー、バラエティなどで活動している。 TOT音楽教室 主宰 NPO法人ごちゃまぜ 副代表理事 NPO法人ハイテンション 音楽講師

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