

「もし、其の心に二つ顔が有るのなら、
目に見える方に正しさは無いから。」
「通り過ぎる仄かに香り立つ不埒も、
写鏡。笑う貴方は私。」
「加味している筈が、
忌み嫌う姿は絵に似ている。」
「あら、悪い子ね。」
「背いてしまった孤独。」
「色付いた此の世の見違える嘘と、
剰え、騙し重ねた優しい見目形。」
「見抜いていた。
其の仕草の裏に甘い秘事。」
「見下してきたんだろう?」
「つまり、私の罪です。」
「気付かないの?気付けないの?
似ているようで矛盾していて、
解らないと認めないの?
露呈した事実に似ている。」
「人知れず、仄かに香り立つ分別も、
合せ鏡。覗く貴方は私。」
「俯瞰している筈が、
醜い綺麗事は非に似ている。」
「ほら、悪い子ね。」
「気付いてしまった孤独。」
「色褪せた此の世の愛しい真実も、
飽く迄も不信感帯びた優しい見目形。」
「見抜いていた。
其の仕草の裏に甘い他人事。」
「余所見してきたんだろう?」
「つまり、私の所為です。」
と知った。
- 作詞者
也
- 作曲者
也
- プロデューサー
余生
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余生
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也
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也

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アーティスト情報
余生
「決して綺麗事だけではない、陰りある色褪せた世の中。人々が見て見ぬ振りをしがちな不道徳や否定的な感情を鮮やかに表現する。」をコンセプトとして掲げる。 一聴、無機質なサウンドの楽曲から一転、突如として訪れる感情的で予測不能な展開に次ぐ、ひと度聴けば頭から離れない旋律と核心を突く整然とした詩は唯一無二。
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