

I still remember the scent of gardenia
雨の跡を引きずるように
道路が光ってる
灰色のガードレールが
途切れ低い雲が流れてく
コンビニの灯りが青く
濡れたシャツに風が触れる
夜の匂いが息をするたび
近づいてくる
赤信号で交差点の白い香りが
胸の奥から
記憶を引きずり出す
クチナシの匂いを覚えてる
胸がいっぱいになる
高架下に抜ける風と共に
また6月になったと知った
川沿いの細い歩道に
水たまりが揺れてる
川面に映る最終電車
窓の灯りが流れてく
白線の上を歩きながら
息が苦しい気がして
言葉にできず
胸に残ったまま
赤信号で
街かどの白い香りが
喉の奥から
記憶を引きずり出す
クチナシの匂いを覚えてる
うまく息ができなくて
雨上がりの空はまだ
星は濡れ夜に溶けてく
クチナシの匂いを覚えてる
偽物の記憶も私には希望
クチナシの匂いを覚えてる
また胸がいっぱいになる
クチナシの匂いを覚えてる
まだうまく息ができなくて
雨の残った交差点
滲んだ涙ですべてを閉じ込めて
クチナシの匂いを覚えてる
- 作詞者
tachemi
- 作曲者
tachemi
- プロデューサー
tachemi
- ボーカル
ENA

ENA の“クチナシの匂いを覚えてる”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
クチナシの匂いを覚えてる
ENA
雨上がりの街を漂うクチナシの香りが、胸の奥に沈んでいた記憶を静かに呼び起こしていく曲です。濡れた交差点や夜の空気の中で、忘れたはずの感情が息苦しさとともによみがえっていきます。たとえ美化された記憶でも、それは今を生きるための希望として残り続けます。
アーティスト情報
ENA
ENAは、繊細な歌声と詩的な言葉で、記憶、孤独、希望、そして再び歩き出す力を描くアーティスト。 インディーポップ、オルタナティブ、ドリームポップ、エレクトロニックな質感を行き来しながら、繊細さと推進力をあわせ持つメロディで感情のうねりを映し、映画的な音世界を紡いでいる。 歌詞には、日常の中で感情があふれ出す一瞬が、繊細な言葉と旋律で鮮やかに描き出されている。
ENAの他のリリース
tachemi-records



