息が張り付くような空気の中
白を眺めてた
曇り一つない青がただ
ただ覗くのをまっていた
変わり映えのない朝
変わらないものが重さになる
音が消えていくこの場所は
別の世界になったみたい
すっと空気吸って曇らせ
ずっと待ちぼうけしてる
しんと降る雪
僕らの声を消して
消して
積もった雪に飛び込んで
目の前の憂いも忘れてしまえ
雪が融けるほど
春を萌した風がもう吹いている
青の中に回青橙(だいだい)の
実がひとつだけついている
曇りの一つない
変わらないものが重さになる
ぼうっと立って
座って眺めて
ずっと待ちぼうけしてる
もっとこうしてたらって
かすかな声も掻き消えて
積もった雪に飛び込んで
目の前の不安も飛ばしてしまえ
雪が融けるほど
春を萌した風がもう吹いている
いつだって僕らは
繰り返すことしかできないから
重さ引きずって
遠くまで進んでいけ
君の声が聞こえなくなるくらい
積もった雪に飛び込んで
目の前の憂いも忘れてしまえ
雪が融けるほど
春を萌した風がもう吹いている
- 作詞
iLLu
- 作曲
iLLu
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橙
iLLu