鬼のジャケット写真

画面上の人に理想を重ね

沿わない意思を否定し拒絶し

あたかも神や王子のように

合意もなく意思を投影する

人の背景や過去を無視して

多種多様な思いがあることを

ただただ否定し建設的な

会話をする事なく否定する側に回る

対話をするか拒絶だけするか

どちらの方が一体無責任か

人を拒んで暮らす未来は

誰へも助けを請えず孤独に死ぬだけ

自分の世界はどれだけ大層か

自己評価の低い俺から見れば

そう思えるのはある意味羨ましい

ただこうも思う君はそこまで偉いのか

ガキでもわかる 言葉で言おうか

「逆の立場に立って考えてみればいい」

とは言うものの 自分も胸を張って

立派な人と思えはしない

この考えこそが 鬼であるのか?

仏のような笑顔で 地の底で悩み続ける

自分の意志は連帯のものと思われ

歯痒い気持ちはどこへ怒ろう

無関心なこの時世で顕著に現れ

理解など合意ではなく自己中心的なものへ

優しさやさしさとは一体何だ

傷つける理解。 鬼がまた増える。

何も信じれない だがこのままでは鬼になる

どうかどうか助けて そちらには堕ちたくない

鬼の暴虐に会っても まだ己を保ちたい。

俺はまだ人を信じていたい。

  • 作詞

    REO MIURA

  • 作曲

    Nobody Celebrates My Birthday

鬼のジャケット写真

Nobody Celebrates My Birthday の“仏”を

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はち切れるほど早いビートと地獄の様に太く重い低音、チェーンソーを想起させるヒステリックなギターサウンドをかき鳴らす札幌市在住3ピースハードコアバンド。
前作『sin gojillla』リリースから2年。
Nobody Celebrates My Birthday、活動10年目にして2枚目のアルバムリリース。
人との関わり、簡単に感情を吐露できる生活から「他者への想い」をテーマに作成された2nd アルバム。『鬼』。
2018年から2019にかけての全国・韓国ツアーを経て見えた情景、出会いから、全てが遮断され分離された2020年までの間のキリキリと擦れ削がれて行く心の様相を張り詰めたサウンドに乗せ、1曲目「鬼」から10曲目「仏」までシンメトリー構成の曲で展開されるコンセプトアルバム。スキップをせずに爆音で体感せよ。

いったい、どちらが鬼だ。

アーティスト情報

  • Nobody Celebrates My Birthday

    札幌市在住3ピースパワーバイオレンス Nobody Celebrates My Birthday。 ヘビーでありファストでありダークでありバイオレンスな音楽性と nailsやCONVERGEを彷彿とさせるパワフルなライブパフォーマンスは他とは一線を画している。 2010年Gt.Vo三浦玲央とDr三浦信生で地元旭川にて2ピースバンドとして活動を開始。 2014年旭川のTG.Atlas、another 9note等北海道、沖縄の7バンドと共にコンピレーションアルバム『シントウ』をリリース。 2015年拠点を札幌へ移す。 2017年Ba村木健一を迎え形態を3ピースと変える。 2018年には1stアルバム『sin gojillla』、2020年には2ndアルバム『鬼』のリリースを行い、 韓国ツアーや東京での自主企画を行うなど札幌在住ながら、国内外問わず精力的に活動を続ける。

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