歌詞

さよならのあと　ふりかえれずに

まっすぐあるいた　かぜのなか

のこされたのは　ひとことだけ

「げんきでいてね」　そのこえがのこる

よるのまちに　ひとりきり

きみのえがおが　ゆれていた

あたりまえだった　そのぬくもり

いまは　てのとどかないもの

わかれのあとに　きづいたんだ

だいじなものは　すぐそこにあった

ことばよりも　しんじてたもの

それをまもれなかった　ぼくだった

てがみをかく　ゆうきもなくて

ときだけが　すぎていった

でもいまでも　たしかにある

きみとすごした　おもいでたち

もういちどだけ　とどけたい

きみのこころに　ありがとうを

わかれのあとに　のこったもの

さみしさだけじゃ　なかったんだ

うそじゃないよ　このきもちは

いまもどこかで　きみをおもってる

ゆめのなかで　であったなら

こんどこそ　てをはなさないよ

だけどいまは　とおくからでも

しあわせを　ねがっている

わかれのあとに　うまれたもの

こころのなかに　やさしさがさいた

さよならじゃない　そうおもえた

きみとであえて　ほんとうによかった

わかれのあとに――

あいは　のこっていた