歌詞

ちょうど いちねんまえの こと

「ホテルのロビーに ツリーがあるよ」

そんなことばで きみをさそって

ふたりで まちへ でかけていった

あのころの きみは きっと

かわろうとして なやんでいたね

イルミネーション ひかるまちで

「わたしくらい」と つぶやいた

きみが いますぐ わらってくれるものが

このせかいの どこかに あるなら

ぼくは いますぐ みつけだして

とわに きみのものにするよ

ずっと わらっていられるように…

おおきな ツリー みあげたとき

きらめくひかりに つつまれていた

「ほくおうの でんとう なのかな」

ぼくは むじゃきに つぶやいた

かわらずに ひかりつづけるものが

このせかいには あるんだよと

きみのほうを ふりかえると

なぜか かなしい えがおだった

きみが いますぐ わらってくれるものが

このせかいの どこかに あるなら

ぼくは いますぐ みつけだして

とわに きみのものにするよ

だけど ことばは とどかなくて…

それっきり あえなくなって

きみは かわれたのだろうか

ぼくは かわれず おもいでを ひきずって

おなじように いきている

わらっている きみを おもいえがいて

わらっている きみを おもいえがいて