Lyric

2人きりはいつも優しい

夜を照らす天使の音色聴こえ

星が似合う君の手を繋ぎ

華奢な白い腕が愛おしい

処方された錠剤飲み

1人で寂しさを埋め気づいて

君を、すき、になるのは

生きる上でどこかつらかった

夜中もずっとお喋りして

壁が薄いから隣の人から

壁ドンされて声押し殺して

修学旅行みたいだねって

お互い好きって言い合い

気付けば朝を迎えた

もう寝た？

寝たよ？

嘘つかないでよ

いつまで経っても眠れないふたりは

家までぎゅっと手を繋いで

君とじゃれ合いながら

写真撮りあってまたくっつきあって

バイバイも言えなくて

ストーリー匂わせかわいくて

はやくまた会いたいねって

お互い思ってたはずなのに…

女々しくて未練がましい恋は

離れていく2人

ほかに好きな人ができた

だからもう会えないよって

言わないで

もっと追いかけてきてほしいな

天使は君を連れ去っていく

毎日電話して笑ってた

あの日々は終わりを迎えた

右耳から聴こえる優音

右目でカーテンレール眺めて

不意に外に出たくなるのは

君を思い出したくなったから

2人きりで撮る写真も

昨日になったよ、日々枯れてゆく

手首、傷隠さないでもう

会いたいが溢れ甘えてくる君を…

怒らせたくて泣かせたくて

僕にしか見せない表情は

なんだか特別でいつかは失う

寂しい気持ちを全部

あなたと居れば忘れられたよ

君が寝た枕元には

泣いた後のシミが消えずにいる

女々しくて未練がましい恋は

僕の方だった

追われたらどうでもいいくせに

冷めたら好きになるなんて

遅いよな

面倒な駆け引きはもうクソだ

天使よ声、聴かせてくれ

誰かを好きになり、別れては

傷を思い出してまた泣く…

ブリーチして傷んだ髪

前髪、色落ち寝巻きの派手なジャージが

ベッドに残る香水、と、髪、匂い

入り混じって思い出す

死にたいが口癖の

君が口ずさむあのバンドさえも

全てが僕には、いとおしかった

女々しくて刹那的な2人

愛を捧ぐ一言、好きだよ

短くてもいいから愛してるって

あの日あの時言えたなら、

今頃も

思い出眺めて眠れない夜

2人で歩いて朝が来て

毎日電話して笑ってた

あの日々が続いてほしいな

僕は君を思い出して

君は次の彼氏へ

純粋に引きずって欲しくて

幸せ願えなかった

仲直りして

手を繋いで

いつものようにまた

声は届かない、バイバイ

思い出は天使に奪われてゆく