歌詞

辿り着けない場所なんてないよ、と言い聞かせていたけど

弱いままの僕が不甲斐なくて　夕陽が心ににじむよ　hum…

何が正しいとか間違いだとか　誰も教えてくれない

殻の中　うずくまる背中は蝶々になれないさなぎのよう

「翼を失ったこの手に夢を描くすべはあるの？」

何度も問いかける君の涙を　僕は今日もぬぐえないまま

振り返るのはもうやめて　朝日を浴びに出かけよう

いつか　まぶた焦がした想い出を越えてゆけるように

幸せは小さな石ころみたい　どろんこ道にまぎれては

足元にあるのに気づけなくて　見えない星座を探すの

もしも　ほんのひとさじでも僕に勇気があったなら

かさぶただらけの心抱きしめて　伝えたいよ

「もう大丈夫」

やがてくる日は君のこと　どこかで待ちぶせしているよ

だから　過ぎてく今を悔やむより　明日をともに唄おう

生まれたことの意味なんて　今はまだわからないけど

まっさらな空になびく雲のように　ありのままでいたい

どこまでもゆく飛行船　見たことのない景色がある

書きかけの地図を手に　僕もまた　前を向いてみるよ

ここからはじまる　新たなる未来へ…