

世界が万華鏡みたいだった
回すたびに痛んだ心が
欠けていることも知っていたんだ
こうして幻想の手を取って
夜の闇に浸って沈んで
たった独りで絵を描いていた
今宵は満月 まるで飴玉のようで
指でつまんで 僕の口へ さあ、おいで
静寂の中 吹いた夜風は
猫の髭だけを揺らした
嫌いなものばかり増えていく
生きることに砕いた心が
満ちる日は二度と来ないのだろう
はじめは琥珀色だったのに
夜の色に染まってしまって
舐めると少しほろ苦いな
包み紙から飛び出したような
滲んで消えそうな光たち
たった独り 空に浮かんでいるよ
頬張って明日へ連れて行くよ
幻想の中 遊んでいいよ
だからもう寂しいなんて言わないで
『今宵は満月。猫がにゃーと鳴いた』
世界が万華鏡みたいだった
回すたびに痛んだ心が
欠けていることも知っていたんだ
こうして幻想の手を取って
夜の闇に浸って沈んで
たった独りで絵を描いていた
『たった独りで絵を描いていた。』
- 作詞者
山本いろは
- 作曲者
山本いろは
- プロデューサー
山本いろは
- リミキサー
山本いろは
- レコーディングエンジニア
山本いろは
- ミキシングエンジニア
山本いろは
- マスタリングエンジニア
山本いろは
- グラフィックデザイン
山本いろは
- ギター
山本いろは
- ボーカル
初音ミク
- バックグラウンドボーカル
初音ミク
- プログラミング
山本いろは

山本いろは の“猫と満月 (feat. 初音ミク) [Candle Mix]”を
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『Candy Song Candle Song』は、ギターロックを軸に、ポップス、フォーク、R&B、オールディーズなどの要素を織り交ぜた16曲入りのアルバム。
過去2作よりも「ポップなアルバム」を目指して制作された今作。しかし、その“ポップ”の中で描かれるのは、決して明るい感情ばかりではない。自己嫌悪、怒り、恋愛、執着、喪失、諦念。時として苛烈な感情が、まるで飴玉のように作品へと加工されていく。喚き散らすことでようやく得られる少しの安堵感。まるで優しいキャンドルの火のようなそれを守るための道中。
自分を傷つけながらも創作することで存在を許そうとする「キャンディソングと裸足の少女」から、ただ存在していることそれ自体を許すための「明かりを灯す日、キャンドルの火」まで。
誰かを想うための16曲。



