歌詞

「朝が来るまでこのまま居たいと」と

ぽつり一言

か弱い言葉はずるいね

忘れてしまおう

僕の手持ち無沙汰を

聞き手に徹してあげるよ

せめて今日は

数多の恋が一つ過ぎただけなのに

なぜそんなにも憂げな顔をするの？

よりによって

僕の前で

ああもう　うんざりなんだ

湿らせた甘ったるい声で

身勝手なつまらない独話

あとどれくらい聞けばいい？

君を捨てたその彼よりも

正直なとこ君が嫌い

でも憎たらしいほど

恋しいのさ

何もかも全部

風が吹くたび

君の髪の毛がふわり

微かに煙い

彼との日々の名残り

数多の恋の一つにもなれないのなら

優しい友の保険を捨て去って今

抱きしめたなら君は

どんな反応するの？

酷く乾いた苦い声で

耳に響く吐息は毒話

「どうしたらいいの？」なんて

言わないでおくれよ僕だって

どうしたいかなんて分からない

けど少しでも長く

この夜が続けばいい

朝になれば消えるrelation

さよならの事実agitation

引き止めたって君は

違う恋探すさ

先がないのならば要らない

茶を濁すだけの「これからも」

一思いに捨ててくれ

でも君の甘ったるい声が

今にも壊れそうな君が

まだ狂おしいほど恋しいのさ

何もかも全部

全部

全部